デジタル社会の担い手を期待

投稿者:nakajima 投稿日時:土, 2021-12-04 13:49

 ホームページのリニューアルを機会にこのコーナーが終わるということなのでJASPAへの思いを最後につづります。JASPAの事実上の産みの親、育ての親である横尾良明さんから勉強会の講師を頼まれて情報社会の将来を皆さんに語るうちに顧問を頼まれてJASPAと知り合いになりました。全国ソフトウェア協同組合連合会の略称は「全ソ連」で、学生運動世代の筆者には、「全ソ連」からメールが来るたびに開くのを警戒したのが今では笑い話です。
 当時の向井浩一会長の退任に伴い「若返り」という無理筋の理由で会長を依頼されましたが、向井さんとは1歳違い、若返りは苦しい理由でした。ただ、組織は横尾さんが盤石の態勢を敷いて、自分としてはお飾りの会長として、組織より、情報産業の次のあるべき未来を考えることに心を注いで組織運営にはお役に立てなかったのが心苦しい限りです。
 この間に行政から情報産業を推進し、民間企業経営の経験もある安延申氏を会長に招き、若い副会長も誕生、老・壮では守田顧問が若いメンバーを取りまとめて、次の時代に向かって歩いてきたのは心強く思っています。
 筆者自身は那覇に移って沖縄社会のトランスフォーメーションに力を注いでいますが、時代の進展は速い。世界は「トランスフォーメーション」つまり「変身」では地球の危機を回避するのは間に合わないとして「リセット=ゼロからのやり直し」を言い始めています(ダボス会議)。
筆者が立ち上げた沖縄の新組織では、沖縄国際大学の産業情報学部で産学連携の授業を展開して、若い学生諸君と未来を考えています。さすがに「リセット」までは学生諸君に浸透していませんが、SDGsは当たり前で、時代の変化を実感しています。
 JASPA会長の当時は子供の時代からスマホやタブレットになじんだ「デジタルネイティブ」の登場に目を開かされました。今はSDGsを若い感性で体験的に学ぶ「SDGsネイティブ」に刺激を受けています。そして次は「セキュリティネイティブ」の若者を育てなければいけない、と気が付いています。
 日本のデジタル社会建設の担い手として、JASPAは今後とも大きく羽ばたいてゆくことを期待しています。筆者も沖縄からトランスフォーメーションに取り組みます。歩調を合わせながらこれからもJASPAとともに歩みたいと思います。