インターネットをベースにしたサービスの急成長

投稿者:jaspanet 投稿日時:金, 2011-06-24 20:58

4月末から約2か月、情報サービス関連のアワードの審査に携わったが、インターネットをベースにした映像サービスが急速に成長しているのを改めて実感した。JASPAメンバーの今後の針路を指し示しているようにも思う。

一つは「MM総研大賞」で安田浩先生を選考委員長に大激論を交わしながら授賞サービスが絞り込まれた。グランプリは環境とITを交差させたパナソニックの商品シリーズ「エコナビ」部門賞にも電気自動車「日産リーフ」が選ばれたが、選考過程で話題になったのは動画サービスの「ニコニコ生放送」とWEB会議システム「V-CUBE」で、ともに「話題賞」になった。

もう一つは総務省後援の「ASP・SaaSクラウドアワード」で、その部門最優勝にも「V-CUBE」が選ばれた。また、日立グループの「ソフト開発の在宅作業を支援するSaaSサービス」(テレワーク)やWEBによるオンライン学習のプラットフォームを提供する「ネットラーニング」も授賞対象になった。着実にビジネスや生活分野に映像サービスが浸透しつつある。

システム開発は、映像処理、他のシステムに映像情報をどのように組み込むか、その方向に需要が広がって行くのだろう。テレワークやWEB会議システムは、我々のシステム開発作業の中にも取り込んで、生産効率を上げることが期待されるし、システム開発作業の形態を変えてゆくものでもある。

首都圏ソフトウェア協同組合は「V-CUBE」を導入してメンバー企業には一定時間、無料で利用できるようにして、地方の組合企業には好評を博しているが、自社でWEB会議システムのパッケージを購入して利用できるのは大企業でないと無理だが、SaaSで低料金で利用できるサービスは中小のシステム開発会社で使える。画面で情報を共有しながら打ち合わせが効果的にできるので、遠距離の相手との打ち合わせが濃密にできる。

利用できるシステムは次々と登場する。いち早く採用できるかどうかが、次のビジネス機会をつかめるかどうかのカギになるだろう。