電算ソフトウェア協同組合 北斗ビジネスソフト株式会社 代表取締役社長 安齋輝雄様

会社を設立されたきっかけや現在に至るまでの苦労された点をお教え下さい。

弊社は、昭和62年に現会長の田中義隆によりソフト開発を目的として設立し創立25周年を迎えることとなりました。

設立当初はソフト開発業務を基本とした事業を展開しており、主として日本電気株式会社様からの受注による公共、官庁関係の汎用機ソフトウエア設計開発が主な業務となっておりました。 数年の平穏な会社運営で徐々に社員も増え、業績も上向きでありました。

会社運営が順調になったのもつかの間の事、未だに影響が続いているバブル崩壊が起こり一気に業界が冷え込み厳しい時代に突入いたしました。

そんな時に社長(現会長)の営業力によって、現在の主幹業務である運用支援業務を受注することとなりました。そのきっかけとなったのが、コンビニエンスストアヘルプデスク業務で365日24時間体制で全国の店舗から電話による問い合わせを受付ける業務を請負いました。

当時はコンビニエンスストア業界でもヘルプデスクの運用実績が少なく全てがいちから手さぐりのスタートとなりました。365日24時間体制の勤務体系という事もあり、シフトによる交代勤務を行う為、急遽20~30人規模の求人募集を行いましたが、当時は現在の様な買い手市場でなくバブル時期の余韻で思うように人が集まらず非常に苦労致しました。

また、採用後CA(コールアドバイザー)としてお客様対応が行えるレベルになるまでに店舗システムの教育から店舗業務の教育まで非常に時間を要し、その間の資金調達が非常に厳しかったことも苦労致しました。

また、当時のIT業界は新3K職場と言われる状況も影響し退職者が出るなど定着率が非常に低く、高品質を保つのにも非常に苦労致しました。


3S(サービス & サポート & スピード)の精神でソフトウェアのコンサルティングから開発、運用など幅広く展開されていますが、貴社の特徴やサービスについてお教え頂けますか?

 
弊社の特徴としてIT事業での「ゆり籠から墓場まで」すなわち「提案から運用まで」を目標として幅広く事業を展開しております。また弊社技術者も公官庁、流通系、金融系、医療系、と幅広い分野の技術者を抱えております。
サービスと致しましては、ネットワーク構築からシステム設計・サーバー構築、展開センター支援、運用・保守支援と一連の業務を全て請負っております。
また、札幌の子会社ではサーバー専門構築基地で多くの要員を揃え全国規模案件でのサーバ構築・出荷作業、作業要員の育成を行いコストの削減、品質の向上に努めております。

 

電算ソフトウェア協同組合で組合の活動をはじめられたきっかけ、その後の活動において組合に所属されて良かったと思われる事等についてお教え下さい。

親交のあった日本テクノウエア高橋社長よりお誘いをいただき、一昨年より入会させていただきました。
入会した理由と致しましては、大型入札案件などに参加を考えた場合、中小企業の単独による入札は非常に厳しい現状があります。そこで各企業の強みを集結し、組合として組織力で提案することにより大きなプロジェクトを受注可能に出来ると考えたためです。残念ながら、いまのところ実現までには至ってはおりません。
しかし、各企業間での交流イベントとして社員ボーリング大会、社員ゴルフ大会など年間を通し多くの交流イベントを開催しております。その甲斐もあり若手社員の交流や企業間の信頼関係の向上によりビジネスでの連携も活性化してきております。将来は明るいと感じております。

今後のJASPAの活動に対する要望等、是非お教え願います。

国内中小IT企業の発展の為、経済産業省をはじめとする行政機関との情報交換やIT産業界にそぐわない法令の見直し、また今後のエネルギー改革とITの産業の役割について復興需要を活かしたIT業界の活躍の場を積極的に提言していただきたいと思います。
そして、IT業界の雇用促進や国内のシステム開発需要の拡大のため海外に依存しない国内企業が活躍できるシステム・環境作りなどにも取り組んでいただきたい。

最後に御社についてそして、御社のPRを思いっきりお願いします。

弊社の一番の財産は『人』であり個々の力が終結し組織力に繋がっております。
会社理念である3S(サービス力、サポート力、スピード力)に重点を置いた徹底した社員教育を実施し、毎年一人一資格以上の資格取得を推進しております。

また、企業力の向上の為、ISMS27001の組織認証取得やMicrosoft-Partnerとの連携など会社としても営業力・技術力アップに努めてまいりました。

その甲斐もあり、メーカー様主催の技術コンテストのヘルプデスク部門におきまして異例の過去3回金賞を受賞するなど、お客様からも高く評価をいただいております。

その培ったノウハウを活かしIT事業での「ゆり籠から墓場まで」トータルのサービスを提供しさらなるCS(お客様満足度)向上に努め「お客様と共に!」を合言葉に今後も歩んでまいります。