次の市場は「IoT」、孫代表、クルマ、住宅、健康、販促の4分野に注目

投稿者:nakajima 投稿日時:金, 2015-07-31 16:24

 今年のMM総研大賞のグランプリには、ソフトバンクのロボット、Pepperが選ばれた。審査委員長の安田浩東京大学名誉教授や審査員の前川徹コンピュータソフトウェア協会専務理事や商品ジャーナリストの北村森さんの推薦によるものだった。表彰式の会場にはPepper君も来場したので、筆者もあれこれと会話したが、臨機応変、柔軟に応じてくれた。他のメーカーからもいろいろな種類のロボットが発売されている。今年は「ロボット元年」になるかもしれない。
 その中で、ソフトバンクの力の入れ方は群を抜いている。
 孫正義代表自ら、Pepperの宣伝には時間をさいている。
 そのソフトバンクの動きは、ソフトウェア産業の関係者としては十分に注意してみていなければならない。
 7月下旬に開催されたイベントでは、Pepperと並んで、「IoT」を次の時代の目標に置いた。インターネットの上で活用するパソコンソフトやケータイ、スマホと成長を遂げてきたが、その市場もそろそろ一巡しつつある。次にインターネットにつながる装置は、一つはロボットだが、それでは少し焦点がぼけている。もっと具体的に、孫代表は、クルマ、住宅、健康、販促の4分野を重点領域として挙げている。
 もちろん、孫代表のことである。この4領域で有望な技術やビジネスモデルをもつ企業と提携することを宣言し、具体的には、提携企業には資金を提供し、育成してゆくことを発表した。
 IoTは「モノのインターネット」と訳されるが、インターネットでつながるのが情報機器を媒介にした人間同士だったのに対して、人間は関与せずに、モノ同士がデータを交換して自律的に作動してゆくという考え方である。
 もちろん、対象は日本企業には限らないが、一次選考は東京本社とシリコンバレーで実施するという。9月に選考を開始し、来春に提携先を決める予定医という。来年以降も継続的に提携先を探してゆくようだが、我と思わん企業は、ぜひ、挑戦してみてはどうか。