全国ソフトウェア協同組合連合会 平成27年8月度運営委員会 記録

投稿者:jaspanet 投稿日時:金, 2015-08-21 11:16


平成27年8月6日(木)、北海道ソフトウェア事業協同組合の主催により、JASPA運営委員会を開催した。
JASPA専任委員会が正式に発足したのが平成27年1月、まだ半年しか経っていないにも関わらず、22世紀フォーラムのメンバーを中心に数多くの活動が活発に行われている。
そのひとつが、経営支援委員会による「ITビジネスコンテスト」の共催参加である。これは、賛助団体であるテレコムサービス協会との共催であるが、将来的には単独開催も視野に入れている。11月の仙台を皮切りに関西、東京、那覇と検討中である。地方のIT産業活性化には大きく貢献するものと期待している。
同じく経営支援委員会による「情報漏洩リスク他に対する支援」についても中小企業が直面する経営リスクを補完するために有効と思われる。
また、ビジネス委員会が、11月に賛助会員のCSAJと企画している共催セミナーは、単にセミナーという位置にとどまらず、会員企業が有する技術、ノウハウの情報交換により、相互のビジネスマッチングの機会を設けることを目的の一つにしており、大変興味深い。
交流委員会が中心となって準備を行っている10月9日開催のCEATEC2015でのパネルディスカッションも徐々に具体的になってきた。テーマも「明日のIT政策とソフトウェア産業を考える~IT関連団体の役割と共通の課題~」に決定した。IT政策がいくつもの省庁にまたがり、後追い政策になっている感があるが、我が国のIT政策をさらに推進するにあたり、民間の受け皿を一つにする動きが急務である。日本のITにおけるJASPAの存在感を大いに知らしめるチャンスとなるに違いない。
他にも数多くの活動が動き始めている。これらは、専任委員会が中心となってJASPAを動かそうという意気込みの表れであり、今後のJASPAの発展に大きく寄与するに違いない。

前月に引き続き、会員組合より2つのイベントの準備状況が報告された。
そのひとつが、ハイテクノロジー・ソフトウェア開発協同組合が10月15日(水)に開催する「HISCO ITフォーラム」で、テーマは、「IT企業がなすべき5年10年先の未来の展望!」である。もうひとつが、KT-NETが10月7日(火)に開催する「KT-NET総会2015」でテーマは「IoTで広がる、変わるマーケット」である。いずれも現在スポンサーを募集中である。会員組合発展のためにもスポンサーとしての協力だけでなく、多数の人が参加して両イベントを盛り上げていきたいものである。

そして。今回の主催組合である北海道ソフトウェア事業協同組合からは、「北海道ニアショア開発促進事業」について報告があった。北海道のIT産業の更なる発展を図るためにはソフトウェア受託開発促進が必要との認識がある。受託ウエイトが大きいIT企業が参加する「北海道ニアショア開発促進協議会」を組織し、本州大手ベンダーやユーザ企業をターゲットとした新たな受注先開拓のための戦略や大型開発受注のためのアライアンス手法を検討しているとのことである。

日時 平成27年8月6日(木)16:00~18:00
会場 ホテルさっぽろ芸文館
出席者
  • 【参加団体】
  • 北海道ソフトウェア事業協同組合(朝倉幹雄、河原健光、杉本惠昭、菅野満、佐藤光一、伊東満、里見英樹、越智清雄、下舘繁良、石原由夏)
  • 宮城県ソフトウェア事業協同組合(太田貴之)
  • 埼玉ソフトウェア事業協同組合(齋藤光仁、林知之、平岡秀一)
  • 首都圏ソフトウェア事業協同組合(中島洋、横尾良明、眞杉幸市、櫻井多佳子、郡司良男、塚本学、秋田忠之、井上雅之、中村健夫、鷹羽和利)
  • グリーンIT協同組合(守田徹、岡積正夫)
  • 中央イメージ・テクノロジー研究開発協同組合(平川学、安達幸詔、堀越正、山藤武志)
  • ソフトウェア事業協同組合(坂蒔恭一)
  • 電算ソフトウェア協同組合(佐々木賢生)
  • YRP情報産業協同組合(水野堅市、高橋誠)
  • 静岡県ソフトウェア事業協同組合(石渡辰夫)
  • ハイテクノロジー・ソフトウェア開発協同組合(青谷哲也、柳沢智幸、伊藤整一、石崎利和、鈴木良雄)

議題

第1号議案 JASPA専任委員会からの報告

1.経営支援委員会
第3号議案、第4号議案で別途報告。

2.教育委員会
教育委員会のメンバー平川氏より、以下の報告があった。
① 9月4日(金)15:00~、JASPA主催の合同企業説明会を実施予定

3.ビジネス委員会
秋田ビジネス委員長より、以下2項目の報告があった。
① 営業情報、案件情報共有について
 ウェブサイトを構築済み。8月よりMETSAで試験運用を開始、案件人材登録を5社で実施する。
② 沖縄県との協業に関して
 今後も継続的に交流を実施していく。

CSAJとの連携については、第5号議案で別途報告。

4.社会貢献・福利厚生委員会
櫻井社会貢献・福利厚生委員長より、以下4項目の報告があった。
① ISFnet職場見学会及び懇親会の開催について
 日程:8月20日(木)15:30~19:30
 場所:ISFnet青山一丁目オフィス
 参加費用:懇親会費込みで6000円
② JAPiCOとの共催のマイナンバーセミナーを開催した。
 日程:7月16日(木)参加者:35名程度

5.交流委員会
太田交流委員長より、以下3項目の報告があった。
① 9月9日(水)~10日(木)に、テレコムサービス協会と共同で金沢企業視察を行う。
② 7月24日(金)経済産業省情報処理振興課石渡新係長訪問、8月3日(月)渡邊昇治新課長訪問
③ 海外視察
 ・9月21日(月)~25日(金)にバリで開催されるセキュリティカンファレンスに参加する。

6.広報委員会
守田広報委員長より、以下4項目について報告があった。
① 8月度WEB会報誌を発行した。
② JASPAフェア及びメンタルヘルスセミナー等のDVD化した。製作費がかかっているので、1本につき、3000円(送料別途)で貸し出しする。
③ JASPAホームページへのリンク用バナーデザインを作成、各会員組合、企業に配布し、JASPAホームページをリンクしてもらうよう促した。

第2号議案 平成27年度情報化促進貢献表彰の推薦について

平成27年度情報化促進貢献表彰の推薦について、事務局より、以下の案内があった。
① 情報化促進貢献個人等表彰の趣旨
経済社会の情報化の促進に貢献したと認められる個人、企業等を表彰することにより、国民の情報化に対する認識を高めるとともに国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与することを目的としている。
② 募集期間:平成27年7月30日(木)~8月31日(月)
③ 発表・表彰式:10月中旬発表、10月下旬に開催予定の「情報化月間記念式典」で大臣賞の授与を行う。

第3号議案 ITビジネスコンテスト共催参加について

以下内容について、塚本経営支援委員長より説明があり、本件の共催参加について、満場一致で決議された。

目的:
テレコムサービス協会-ICTビジネス研究会とJASPAとの共催でビジネスモデルコンテストを行い、地方IT産業活性化及びJASPA会員向けサービスの向上に役立てる。
JASPAへの効果、メリット:
① ノウハウの取得により単独開催の計画を立てる。
② 会員加盟会社が公に対し宣伝をする機会を創出する。
③ JASPAとして、ベンチャー支援を行う礎にする。
今後のスケジュール:
① 2015年11月11日東北(仙台)開催:JASPA共催担当組合MISPA
② 2015年12月10日近畿(京都)開催:JASPA共催担当組合HISCO関西支部
③ 2015年12月関東(東京)開催:JASPA共催担当 22CF
④ 2015年12月沖縄(那覇)開催:JASPA共催担当 22CF
⑤ 2016年2月16,17日全国大会(東京):JASPA共催担当 22CF

第4号議案 情報漏洩リスク他に対する支援について

以下内容について、塚本経営支援委員長より説明があり、本取組みについて、満場一致で決議された。
企業としての情報漏洩に伴う、経営リスクに対しての保険をJASPA会員に安価で提供する。

契約先:AIU損害保険株式会社
JASPAへの効果・メリットは以下の通り。
1.さまざまな傷害保険を安価に提供できる。
2.JASPAとして事務代行費としての収入が得られる。
3.セミナーを保険会社と共同で企画、開催することができる。
4.加入保険料金の4~5%がJASPAへの事務手数料として支払われる。

第5号議案 CSAJとの共催セミナー開催について

以下内容について、秋田ビジネス委員長より説明があり、本共催セミナーの開催について、満場一致で決議された。
賛助会員のCSAJとJASPA会員企業が有する技術、ノウハウの情報交換を行い、相互のビジネスマッチングの機会を設けられるようなセミナーを共同で開催する。セミナー内容は今後検討。
日程:11月16日(月) 15:00~
場所:関東ITソフトウエア健保保険組合 トスラブ赤坂
JASPAへの効果・メリットとして、以下の3点があげられる。
・CSAJの広告発信の仕組みを共有できる。(BCNニュースにて配信)
・既存パッケージシステムのクラウド化の中で、受託開発に関しての協業を見込む。
・SES事業での、地方開催も含めての情報交流を開始する。

第6号議案 CEATEC2015(幕張メッセ)におけるIT団体連盟発足パネルディズカッション参加の件

CEATEC2015(幕張メッセ)におけるIT団体連盟発足パネルディズカッション参加の件について、事務局より、以下の報告があった。
現在、CSAJを中心に、日本国のIT政策をさらに推進するにあたり、民間はその受け皿を一つにすることが重要であり、日本にもIT省を作るべきであるとの考えがある。JASPAもCSAJ他の団体とIT関連団体発足に向けて、準備を進めているが、10月に幕張メッセで開催されるCEATECで、各団体の代表が集まりパネルディスカッションを行い、マスコミに対して発表しようと計画している。
登壇者は、以下4名を予定している。
 モデレータ 日本経済新聞編集委員 関口和一氏
 JASPA 中島 洋会長、CSAJ 荻原 紀男会長、
 ANIA 長谷川 亘会長、JIET酒井 雅美理事長
パネルディスカッションののポイントとしては、
 ・IT政策がいくつもの省庁にまたがり、後追い政策になっている。
 ・エンジニア不足が叫ばれる中、業界として次代を担う若者育成のための活動が不足している。
 ・日本のソフトウェア製品・サービスはジャパンクオリティーと言われるように品質には定評があるが、輸出比率は極めて低い。

第7号議案 HISCO ITフォーラム及びKT-NET総会2015について

青谷参事より、HISCO ITフォーラム、林参事より、KT-NET総会2015について以下の報告があった。いずれも現在、スポンサー企業を募集中である。
① HISCO ITフォーラム
開催日: 平成27年10月14日(水) JASPA運営委員会の前日
時間:  13:30~17:00 (懇親会 18:00~19:40)
会費:  講演は無料、懇親会は4,000円
場所:  グランフロント大阪 タワーC
テーマ: IT企業がなすべき5年10年先の未来の展望!

講演内容
・基調講演 IT企業がなすべき5年10年先の未来を語る
      総務省関係者
・講演1  「ウェアラブルとシンギュラリティ」
      塚本昌彦神戸大学院工学部教授
・講演2  「G空間シティ地下防災対策コンソーシアム」
      西尾信彦立命館大学情報理工学
・講演3  「デジタルメディア最前線街と人と情報の関わり方(仮)」
      江口靖二デジタルサイネージコンソーシアム常務理事
・パネルディスカッション(上記4名+モデレータ 中島洋会長)

② KT-NET総会2015
開催日: 平成27年10月7日(水)
時間:  13:00~17:00 (交流会 17:00~18:30
会費:  各社一人目6,000円、二人目5,000円、三人目以降無料
場所:  品川フロントビル
テーマ: IoTで広がる、変わるマーケット

講演内容
・基調講演 クルマに関するIoT/M2Mのユースケース
      株式会社トヨタIT開発センター 大西亮吉氏
・講演1  KDDI研究所 最新研究レポート 株式会社KDDI研究所
・講演2  KSラボ 開発レポート 東京システムハウス株式会社
・講演3  スマートハウスの現状 神奈川工科大学 教授 一色正男氏

第8号議案 ホスト組合からの報告

今回のホスト組合である北海道ソフトウェア事業協同組合の下館氏より、北海道ニアショア開発促進事業について報告があった。

①北海道におけるIT産業の課題
・資本金5,000万円以下、従業員50人以下の事業所が70%を占める脆弱な企業体質である。
・首都圏大手ベンダーから3次、4次請けのソフトウェア受託開発が50%を占める下請け構造体質
・首都圏に営業拠点を持たない企業が大半の硬直化したビジネスネットワークでの営業体質
②北海道ニアショア開発促進事業
北海道のIT産業の更なる発展を図るためにはソフトウェア受託開発促進が必要との認識のもと、受託ウエイトが大きいIT企業が参加する「北海道ニアショア開発促進協議会」を組織し、本州大手ベンダーやユーザ企業をターゲットとした新たな受注先開拓のための戦略や大型開発受注のためのアライアンス手法を検討。

第9号議案 9月度 JASPA運営委員会のご案内

事務局より、9月の運営委員会(ANIAの全国大会との共催)について、案内があった。
運営委員会:平成27年9月10日(木)15:30~17:30 金沢勤労者プラザ
懇親会:18:00~19:30 ANAクラウンプラザホテル金沢
スポーツ大会:平成27年9月11日(金)片山津ゴルフ倶楽部/白山コース
本コースは、カートが利用できない旨を確認した。

第10号議案 2015年度スケジュール(案)について

事務局より、2016年のJASPA運営委員会のスケジュールの説明があった。
4月は、埼玉或いはYRP主催で神奈川を予定しているが、現時点で、どちらの開催になるか結論は出なかったが、会議終了後、YRP情報産業協同組合水野理事長より、2016年の開催はちょっと難しそうである。2017年からにしてほしいとの回答があった。
したがって、2016年4月は、埼玉ソフトウェア事業協同組合主催で軽井沢になる可能性が高くなった。