団塊世代、体力の限界か?

投稿者:nakajima 投稿日時:木, 2016-09-01 18:26

 私事で恐縮だが、加齢現象の1つである「白内障」が進行して手術した。改めて自分の年齢を心に言い聞かせた。同世代の知人は「俺も済ませたよ。簡単だったよ」という声に安心して手術に臨んだが、筆者の場合は「強い乱視でその調整がある」と事前に予告されていた通り、倍近い時間がかかって「簡単」ではなかった。
 白内障では評判の医師がいる病院だったので、予約を取ろうとしたら1年後しか取れない。やっと順番が回ってきたわけだが、最初に予約状況を聞いた時には呆然としたものである。予定していた患者さんのキャンセルなどで機会がめぐってくるなど、よほど運が良い人でないと、同じ思いをしているようだ。
 こんなに「待ち行列」が長いのは、評判が良い医師で全国から手術希望者が予約してきている、という事情に加えて、団塊の世代が白内障の「適齢期」にかかって患者の数が膨らんでいる事情もあるようだ。要職から外れて、「手術を受けるゆとりも出て来た」かもしれない、と医師は解説してくれたが、まだ仕事を抱えてゆとりがなくても、視力低下に耐えられずに手術を受ける人も少なくないはずだが、数ではいつもほかの世代を圧倒する「団塊」の世代が、またしても、異常現象を起こしているのは確かかも知れない。
 最近は寿命が延びて「かつての世代に比べて10歳は若い」などと過信していても、やはり加齢による健康の異常は着実に来ている。これまで頑張って来た仕事も、次の世代にバトンタッチするタイミングを間違えると、継続性を維持できずに、周囲に迷惑をかけることになるかもしれない。
体力の限界はもう来ている。協同組合という組織も自分の代で終わらせるわけには行かない。世代交代を長引かせるのは大きなリスクを抱える、と実感する。
もちろん、個人差もあるだろう。同年代の仲間の足を引っ張ってはいけないが。