2010日台ソフトウェア産業ビジネス交流会 & COMPUTEX TAIPEI 参加報告

投稿者:jaspanet 投稿日時:木, 2010-07-08 04:57

昨年に引き続き6月に開催されましたCOMPUTEX TAIPEIにあわせましてJASPAではKT-NETと合同で2010日台ソフトウェア産業ビジネス交流会及びCISA会員企業への視察を実施致しました。
その報告書を掲載いたします。

今年の視察実施に際しましても甚大なご協力とご配慮を賜りました中華民國資訊軟體協會(CISA:台湾ソフトウェア協会)の皆様とKT-NETの皆様に心よりお礼申し上げます。
(JASPAは一昨年12月に台湾のソフト開発企業の代表的組織である中華民國資訊軟體協會(CISA:台湾ソフトウェア協会)と情報交換や市場開拓の相互協力などを目的にした「業務提携覚書」を締結しております)

CISAとのビジネス交流会

場所:台北(国際会議センター)
時間:9:00~20:30
1.日本側参加者は約40名
(1) JASPA関係    6名(中島、真杉、岡積、高久、山田、平出)
(2) KT-NET関係  16名
(3) KDDI、BeB協議会、日立ソフト、その他 18名
2.CISA側参加者は約50名、台湾経済部工業局の副局長、CISAの劉理事長ほか
  (今回の主催者は、台湾経済部工業局である)
3.JASPAの中島会長が約1時間、基調講演をした。日本と台湾の協調が必要だ
4.BeB協議会の大津山氏による、アジアへ特に中国へ進出するための話
5.CISA側から、DBMakerJapanの蕭 烱森氏による台湾企業の中国進出状況報告。
台湾でのCMMI取得の企業数は130社である
6.日本側、台湾側の参加企業の紹介と展示・商談をした
7.台湾側の招待で懇親パーティーを行った(台湾の皆さんはカラオケが大好き)

日付:2010・6.4(金)

企業訪問(3社+CISA事務所)

場所:台北市内
時間:9:00~13:30
1. SYSCOM社訪問
(1) 中国の銀行システムはエンジンはアメリカのものを使っている
(2) 上海の証券システムは日本の東証以上の規模である。今まで一度もダウンしたことがない
(3) 中国でのプロジェクトは、マネジメントが一番難しい。台湾から16名行っている。現地では279名の社員がいる
(4) 西安に開発センターを設けている。約200名の現地社員がいる
(5) DBMasterは日本で50万ユーザーが使っている
(6) 中国でのビジネスでは、120%の金額で請け負う。3分割納品の2分割目までで100%の回収を終え、最終納品後入金がなくても、大丈夫(自己防衛)
(7) 奉行シリーズのような会計パッケージは、中国では売れない。なぜならば、処理が細かすぎて自由がきかないから・・・。EXCELライクのものが売れる
2. GSS社訪問
(1) 行政の27/37、県市の18/25、医療機関の50%がVitals/KM利用
(2) 地方銀行の35/39、メガバンクの14/15が使っている
(3) システムは三つに分類される。定型・非定型・知識作業
(4) システム化の3要素。データの流れ・文書の流れ・活動の流れ
(5) 中国でのビジネスでは、資金回収が難しい
3. SYSTEX社訪問
(1) 台湾で一番大きなソフト会社である
(2) 独自で中国のソフト開発をどんどん進めている(日本との協調は考えていない)
(3) ほとんど英語での説明だったので、説明内容の理解が不十分(これからのビジネスマンは、英語と中国語ができないとだめだ)

日付:2010・6.4(金)

COMPUTEX

場所:台北(南港、TWTC)
時間:14:00~18:00
1. 携帯OSとしてだけではなく、Androidが今後の一般の組み込み用OSとして使われるとの予測である
2. 20年前の日本の展示会のように活発であった
3. 手前に飛び出す3Dテレビがいくつか展示あった(解像度はいまいち)
4. 毎年COMPUTEXを見に参加している人がいて、これに参加する理由は「見ないと時代に遅れる」・・・とのことでした